通信制高校の選び方
数ある通信制高校の中から、自分に合った学校を選ぶ方法やポイントをご紹介します。
学科はどうするか?
「普通科」を選ぶのがもっとも一般的ですが、将来の夢に向かって勉強をしたい、現在続けている仕事に役立つ学びをしたいなど、明確な目的があるのであれば、「専門学科」を選ぶほうが、よりその目標に向けて役立つのではないでしょうか。
公立か、私立か?
通信制高校には、公立と私立が存在します。
通信学校の場合は単位ごとに授業料が設定されているところが多いのですが、1単位あたりの授業料を比較すると、私立は公立の5倍以上というところが多いです。
授業料だけを考えれば公立のほうが魅力的ですが、私立の場合、きめ細やかなサポート体制が整っていたり、スクーリングの内容に特色を持たせていたりすることも多いです。
学費と学校の特徴を総合的に比較し、判断するのが良いでしょう。
学校の場所は?
後者の場合には、基本的に各都道府県単位での入学しか受け付けません。
しかし、たまに隣接する都道府県は入学OKという場合もあります。
もしスクーリングをするとなると、あまりに遠いと通うのが大変ということもありますので、そのあたりも踏まえて検討しましょう。
サポート体制について考える
入学する前は「しっかり勉強するぞ!」と意気込んでいても、長く勉強を続けていると、その情熱も薄れてしまうことがあります。
特に、通信制高校の場合は「自分のペースで学べる」というのがひとつの魅力であると同時に、つい怠けてしまう原因にもなりがちです。
なかなか上手く勉強が進まないときには、相談することもできます。
逆にあまりサポートがないところですと、自分で全てやらなければならないので、結果的に続けられず辞めてしまう人もいると言われます。
「自分にとって、サポート体制がどの程度重要か?」ということも一度考えてみるのがベターです。